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一枚の写真で繋がった在ブラジル被爆者と広島のロータリアン

遠いブラジルのロータリアンと不思議なご縁で繋がった当クラブのメンバーが、ブラジル在住の被爆者の著書「南米在住ヒバクシャ魂の叫び」を広島原爆死没者追悼平和祈念館に寄贈しました。

甲府南ロータリークラブの渡辺 郁(かおり)さんは、ブラジル、サンパウロのロータリークラブを訪問されたことで、在ブラジルのロータリアン、カイ・レイスケさんと知り合われました、そしてカイさんから次のように依頼されました。

「知り合いで広島出身の在ブラジル被爆者、森田 隆さんが執筆された本を、アトランタ国際大会で知り合った名前もわからないロータリアンに届けてほしい。」

渡辺さんはたった1枚の写真を手がかりに、その女性が当クラブ会員の諏訪 昭登さんの奥様、博子さんであることを突き止められ、今年1月にその本を届けてくださいました。

 そして、9月27日に、諏訪夫妻はその本「南米在住ヒバクシャ魂の叫び」を広島原爆死没者追悼平和祈念館に寄贈されました。渡辺さんもセレモニーに参加されました。

サンパウロと広島。とても離れたところにある都市のロータリアン同士が、渡辺さんのご努力でたった1枚の写真を手がかりに結びつき、被爆者の声がまたひとつ広島に届いたことは、世界平和を追求するロータリアンにとって大変誇らしいことです。

これからも広島にあるロータリークラブとして、このような平和活動に貢献したいと思います。

左から、甲府南ロータリークラブの渡辺さん 次年度会長の望月さん 当クラブ会員の諏訪昭登さん

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